top of page
パーソナルカラーデザイン

​パーソナルカラーデザインとは

人には誰でも自分だけに似合う色があり、その色をパーソナルカラーといいます。
パーソナルカラーを知っていればいろんなシーンで、自分を演出することができます。
ウェディングドレスは白ですが、同じ白でも大きく分けると3種類あります。
雪のような青白いホワイトいわゆる純白と言われる色
ホワイトよりも若干色味が入った色で柔らかい感じの白でオフホワイトという色
淡いクリーム色を帯びた白でアイボリーホワイト
があります。
同じ白色でも花嫁さまに似合う白色があり、間違えるとお顔がくすんで見えたり、元気がなさそうに見えたりします。
しかしパーソナルカラーを知ったうえで自分に合う色でチョイスすることで、花嫁さまがより引き立ちより美しく魅せることができるのです。
これがパーソナルカラーのいいところであります。
パーソナルカラーを知っておくと、結婚式だけではなく、仕事、交友関係、リクルート活動や面接試験でも威力を発揮します。
アメリカの歴史上の有名なケネディ大統領はニクソン大統領と戦った時パーソナルカラーを活用したと言われています。選挙戦でテレビという媒体が使われるようになったこの時代に人々に与える印象を重要視し、彼の若々しく力強いイメージを広くアピールしたことで人々を魅了したとのことです。
日本へは1980年代に上陸し、ファッション業界の新分野として注目を浴びるようになってきました。

ヴェールパレット.ではパーソナルカラーを取り入れたデザインでオーダーメイドを行っており、ご利用されたお客様には大変ご好評をいただいております。
このようなオーダーメイドを行って制作します作品は、お客様とのコミュニケーションを図りながら、お客様の思いを込めつつ、1つ1つ作成していきますので、お客様によろこんでいただけると同時にデザイナーとしても、とてもやりがいのある仕事です。
ぜひ、ヴェールパレット.のパーソナルカラーデザインのオーダーメイドをご利用いただきたく、よろしくお願いします。

デザイナー 辻村 みゆき

​パーソナルカラーデザインの四季

パーソナルカラーの診断はご存じのように「フォーシーズン分類」で表し、色の特徴を四季のイメージしてイエローベースとブルーベースに分け、それぞれを春と秋、夏と冬に分けることができます。
イエローベースは色相が黄みに寄っている色の総称です。黄色は太陽光の色にもっとも近い有彩色で自然界で日向で見える色の見え方で、全体的に温かくカラフルな印象です。

この春の色は長い冬が終わり、新緑が芽吹き、カラフルな花々が咲きだすイメージを持っています。
色の三属性からは明度は全体的に高め、彩度は純色に近い高めか、白に近い低めが該当します。
ほとんどの色が清色系で澄んだ明るいトーンになります。

スプリングカラー

秋の色は夏が終わり、紅葉と成熟した収穫をもたらすイメージで、落ち着いていて深みのある色合いです。
明度は全体的に低め、彩度は高彩度から低彩度まで広範囲です。トーンは中間色が多く、黄みが最も強いグループです。日本の伝統色は圧倒的に秋の色が多いことも特徴です。

オータムカラー

これに対してブルーベースは色相が青み寄りの色の総称です。自然界で日陰の色や月明かりに照らされたものの色の見え方で全体的に冷たい澄んだ印象です。

夏の色は強い日差しの中で白んで見える、爽やかで涼しげな夏の景色のような色を指します。
明度は高めの色が多く、彩度は中彩度を中心にあまり高くありません。
トーンは清色や中間色でソフトな色が多いグループです。

サマーカラー

冬の色は澄んだ冷気、雪、クリスマスとコントラストの強いクリアなイメージの色です。
明度は高明度と低明度の極端な位置にあり、彩度も純色の高彩度と低彩度の両端でコントラストの強いシャープでモダンな配色がしやすいグループです。
トーンは清色系がほとんどで対照の位置にあります。

ウィンターカラー

診断はテストカラーを使用して似合う色を絞り込んでいきます。
シーズンが決まればベースカラーとし、それにサブカラーとアクセントカラーを組み合わせコーディネートしていきます。

パーソナルカラーが決まればベースカラーが決まります。ベースカラーが決まれば、あとはどのように色を組み合わせるかという配色カラーコーディネートの技術となります。

色彩調和と配色技法


配色は色の組み合わせから生まれる美的な効果です。その効果を調和といいます。
配色には色相配色とトーン配色があります。
色相は色の三属性の1つ色相環と言われる赤→橙→黄→緑→青→紫→赤とまわりまわって赤に戻る環状に配置されたものをいいます。この色相環で同系の色相あるいは反対の色相など色相を変化させて配色する方法を色相配色といいます。
また色の三属性の残りの2つである、彩度と明度を組み合わせた複合概念のトーンを用いて配色することをトーン配色といいます。
トーンは色が持つ雰囲気を表す時に、色の明るさや鮮やかさなどの調子から分類され、純色に白を加えたペールトーンや黒を加えたダークトーンや灰色を加えた中間色のダルトーンなどがあります。この同一トーンをもちいたり、類似トーンを用いたり、対照トーンを用いたりすることで調和をはかります。

ナチュラル・ハーモニーとコンプレックス・ハーモニー
自然に見られる色は色彩が見事に調和しており、このような明るさと色味の調和を自然な色の順列で配色することをナチュラル・ハーモニーといい、逆に自然界には存在しないような色の順列で配色することをコンプレックス・ハーモニーといいます。コンプレックス・ハーモニーは自然界にないため私たちの目には斬新にみえます。1996年に流行したプラダのチョコレートブラウンのバックとターコイズブルーの洋服の組み合わせは、このコンプレックス・ハーモニーを用いたものだったそうです。

natural.jpg

​ナチュラルハーモニー

color-palette1.jpg
complex.jpg

​コンプレックスハーモニー

補色の関係

色相が近い色合わせ

ドミナント・カラーとドミナント・トーン
色味をそろえた配色をドミナント・カラーといい、トーンをそろえた配色をドミナント・トーンといいます。
これらは多色配色のときに便利な配色技法です。
たとえば多色を使った場合にその上から薄い色のヴェールをかけるとトーンを統一したドミナント効果によって調和がとれてるようになります。

16:gBを使ったドミナントカラー配色

dominant-color.jpg

ペールトーンのドミナントトーン配色

dominant-tone.jpg

8:Yを使ったドミナントカラー配色

dominant-color2.jpg

ダークトーンのドミナントトーン配色

dominant-tone2.jpg

セパレーション配色、グラデーション配色
不調和感がある色の間に、グレーや白色を挟み込むことで、色を分離し調和感が得られる配色技法をセパレーションといい、色を順序良く変化させていくグラデーションなどの配色技術があります。

セパレーション配色

sepalation2.jpg
sepalation1.jpg

グラデーション配色

2587034_edited.png

色相グラデーション

bottom of page